スタラ・ザゴラ歴史博物館は、1907年5月28日に設立され、同年、最初の展示が公開されました。1911年には、最初の考古学発掘が行なわれました。博物館には、スタラ・ザゴラや近隣地方からの多くの歴史的資料が集められています。
1949年の終わりに博物館は公立となり、1953年1月1日からは、スタラ・ザゴラ地方の全ての博物館を取りまとめる、学術機関の中心としての役割を務めています。これまで多くの歴史研究が行なわれた結果、資料は膨大に増え、また博物館としての組織も確立されてきました。また、「アズマシュカの丘の集落跡」、「チャタルカダム近くのトラキア時代の石造建築」、「メチ(アイブナル)周辺の銅鉱山」など、世界的に知られる遺跡の学術発掘や緊急発掘を行なってきました。
研究の結果、当博物館は、世界でも有数の先史時代の資料を保有することになりました。古代の青銅、銀、ガラスの製品、近隣諸国から入ってきた貨幣、30台以上のトラキア時代の戦車の部品も所有しています。スタラ・ザゴラ地方の民俗学研究も行われ、ブルガリア民族復興期から現代までを研究するブルガリア史部門では、スタラ・ザゴラ地方における、文化的・経済的・政治的な生活に関する資料の収集と保護をしています。
なお、博物館は、新しい建物への移転を計画しています。 |